*ぽると多治見 活動紹介2019年度


◆2月のNPOカフェ

 「あなたの1年を振り返ってみよう

  ~報告書を作成する前に考えること~」を開催しました

 2020年2月20日(木) 13:00~13:55

 

今月はぎふNPOセンターの笠原聡太郎さんをお迎えして開催しました。

ぎふNPOセンターさんの会員向け報告書を参考にしながら、

1年の振り返りだけに留まらず様々なお話をしていただきました。

参加者の方々からの質問も多く、ひとつひとつ丁寧に答えていただいていると時間はあっという間。

テーマからは少し離れてしまっても、身になる有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。

「今回のテーマは少し違うかも?」と思っていても、

意外だけど勉強になるお話が聞けるかもしれないのが、

ゆとりのあるNPOカフェの面白いところでもあります。

 

そんな楽しくゆとりのあるNPOカフェ、いよいよ次回が今年度の最終回となります。

次回は3月19日(木)「ぎふNPOセンター野尻さんのNPOあるある!~1年間のネタ全部語ります~」です。

あの話をもう一度聞いておきたい、聞きそびれてしまったこと、何でも聞いてみませんか?

4月のNPOカフェはお休みになりますので、ぜひ3月はご参加くださいね♪



◆環境フェア2020 が開催されました

2020年2月16日(日)9:30~15:30

 

今年もヤマカまなびパークにおいて環境フェアが開催されました。

ぽると多治見のブースでは企画防災課のご協力で災害と環境についての展示を行った他、多治見市特産のモザイクタイルを使ったボードゲーム「MOSAIC」の体験や、ぬり絵コーナーを設け、多くのみなさんに学びと楽しさを提供することができました。

また、ぽると多治見で3月末まで展開中の、がんばっている人を応援するイベント「おかげちゃん応援キャンペーン」にも参加していただき、みなさんの書いてくださった「がんばっていること」でホワイトボードがいっぱいになりました。

 

環境フェアには、ぽると多治見にご登録いただいている団体のブース参加も多くあり、みなさんの活動発表の場となっていることも嬉しく思います。

様々な団体・企業の取組みや市民ひとりひとりの想いがつながり、多治見のまちや私たちを取り巻く環境がどんどん良くなっていくといいですね。


◆来たれ つわもの!たじみでワンチーム  市民活動団体交流会 を開催しました

 2020年1月26日(日)13:30~15:30

 

年に一度、市民活動に関わる皆さんが集う交流会を本年度も開催しました。

前半はお招きしたゲスト2名から心が熱くなる活動事例をお聴きし、後半はアドバイザーからNPOについての最新情報などをお聴きしたのちフリートークの時間を設け、参加されたみなさん同士で交流を深めていただきました。

今回が初めてと言われる方や、新規登録団体のメンバーにも多数ご出席いただき、多治見の街に新たな市民活動のつながりの輪が広がりました。

ゲストの熱いお話の前にアイスブレーキング。パプリカのサビだけダンスで身体も暖めました。みなさんご協力いただきありがとうございました。

ゲストのお1人目は「多治美人プロジェクト」代表 山下真美子さん。

多治見市まちづくり活動補助金を活用しての事業を展開されています。

多治見市の女性にフューチャーし、ご本人の活動や思いを多治見のおススメの場所で撮影した写真とともにSNSなどで紹介されています。

ちなみに、翌日取材予定になっている多治美人さんも交流会の参加者でした。市民活動に取り組む女性も輝いていて多治見の街を元気にしていますね。

 

ゲストのお二人目は「モザイクゲームズ」大沼博紀さん。

たじみビジネスプランコンテスト2018 創業グランプリに輝いたボードゲームをまちづくりのコミュニケーションツールとして活用し、新たな遊びの場を構築されています。

多治見市産のモザイクタイルを使って製作されたボードゲーム「MOSAIC」はデザインも美しく、多治見発のゲームとして全国への広がりを目指し、第1回の名人戦を2月1日に開催されます。

 


休憩をはさんで後半には、ぎふNPOセンター 事務局長 野尻智周さんからNPOについての最新情報などをお聴きしました。

現在応募が始まっている休眠預金を活用したNPO団体への助成金の課題などについてお話があった後に、質疑応答の時間を設けました。

数多くの質問の声があがり、市民活動に対するみなさんの関心の高さをうかがうことができました。


交流会終了後には別室で、ボードゲーム「MOSAIC」の体験会も行われ、交流会に参加いただいたみなさんの中にも立ち寄られた方が多くいらっしゃいました。



◆1月のNPOカフェ

「災害とボランティアを考える」

~あなたの活動につながっているかも?~

              を開催しました

2020年1月16日(木)13:00~13:55

 

今月は、ぎふNPOセンターより野尻智周さんにお越しいただきました。

 

昨年も台風などの災害により各地で甚大な被害が起こりました。被災地の支援のため、今も多くのボランティアのみなさんが活躍されています。

 

災害は老若男女誰にでも平等に襲いかかります。

 

それだけに誰もが考えて備えておかなければいけないことですね。

それに、誰でも何かしらの形で被災された方の力になれることも知っていただきたいと思います。

市民活動団体の普段の活動が、実は災害時にも活かせる場合も多いそうですよ。

 

昨年の事例として、高齢者のサロンを運営されている団体のお話をお聴きしました。

その地域は川の水があふれ、床上浸水の被害を受けた家も多かった町でした。

団体のスタッフ間で、「こんな大変な時だからサロンをお休みにしようか?」と悩まれたそうですが、話し合いの結果「いや、こんな時だからこそいつも通り開催しよう!」と決断されたそうです。

サロンの施設が水道や電気などのライフラインに問題がなく、いつも通り高齢者の受け入れが可能だったことも幸いでした。

安全な場所で高齢者を介護していただけたことで、家族のみなさんは家の泥掻きや片付けに力を集中することができ、作業もはかどったということです。

団体のいつもの活動が災害支援につながった一つの形ですね。

 

ぎふNPOセンターとしても、個人でできること、団体としてできることを普段から考えてもらい、いざという時には連携して災害支援に臨めるような体制づくりを進めていきたいとのお話でした。

自分に何ができるかを考え、一歩行動に移す人が増えればとても心強いですね。

 

さて、来月のNPOカフェは近づいてくる決算に向けたテーマで開催します。

「あなたの1年を振り返ってみよう」~報告書を作成する前に考えること~

報告書もただ形にするだけではもったいない!

団体の熱い想いを盛り込むコツをお伝えします。2月20日(木)開催です。


◆12月のNPOカフェ

「"人に伝わる"予算の見せ方を考えよう」

             を開催しました

2019年12月19日(木)13:00~13:55

 

今月は、ぎふNPOセンターより原美智子さんにお越しいただきました。

 

見せ方の前にNPOの予算についての基本のお話。

NPOは「課題」だと感じた解決したいことを実現するために活動する。

→先に事業計画を立てる。

→実現可能な予算を立てる。

→支出が先に起案される。

 

ここからが本題の見せ方についてのお話。

①見やすい書類であること。PC書類が基本。

②収入と収支が一致していること。エクセルを信じすぎない。電卓でチェックを!

③計画と予算が合っていること。計画で5回としているものが予算で6回ではダメ。

④合い見積もりは取ること。根拠が必要。などなど。

 

見やすい、わかりやすい、根拠がしっかりしていることが見せ方のポイントのようです。

さあ次年度に向けて、基本を踏まえた上での魅力的な予算書を作成しましょう!


ボランティア はじめの一歩講座

 ボードゲームフェスタまいたーん!編 を開催しました

 20191215() 13:3015:30

 

多治見市内でボードゲームのイベントを行い、ボードゲームをコミュニケーションツールの1つとしての魅力を伝える「ボードゲームフェスタまいたーん!」代表 高橋雄蔵さんを講師にお迎えして開催しました。

 

団体の活動の目的や内容の他、ボードゲームについて説明いただき、

ボランティアとしてお手伝いしてもらいたい内容をお話され、

「とりあえず、ゲームをやってみましょう!」

という高橋さんの一言から参加者のみなさんでボードゲームの体験会が始まりました。

 

それぞれのテーブルで異なったゲームが配置され、始めは高橋さんなどインストとして担当された方々のルール説明を真剣に耳を傾ける姿が印象的でしたが、ゲームが進むにつれその面白さに魅了され楽しそうな笑顔へと変わっていきました。

 

今回は幅広い年齢層の方々が参加され、普段の生活では関わりの少ない世代間での交流がボードゲームという1つのツールを通して、ごくごく自然に行われていました。

楽しいことを通じての交流は自然で良いものですね。

参加者の皆さんからは「とても楽しかった」という声が上がる一方、「人にルールを伝えるのことの難しさ」に気づかれる方もいらっしゃいました。

しかし、自分が楽しいと思うものを伝えることが誰かの為になると感じられ、『ボランティアをはじめてみよう』という第一歩に繋がり、参加者の多くの方がお手伝いの登録をされました。

まずは普段のイベントに遊びに行きます!という方もいらっしゃり、その先の何かに繋がって楽しくボランティアに関わる環境にいて下さったら嬉しく思います。

たくさんのご参加、ありがとうございました!

 

あなたも楽しいと思えることで、無理なく続けられるボランティアからはじめてみませんか?

 

ぽると多治見では、今後もあなたのボランティアのきっかけ作りのサポートも考えていきます。


◆NPO会計 年末調整と決算 を開催しました

 2019年12月5日(木) 14:00~16:00

 

年末恒例のNPO会計講座を、税理士の田島宏美先生をお迎えして開催しました。

 

前半は年末調整について仕組みから、

NPO法人が行う際に気を付けるポイントなどを教えて頂き、

後半はNPO法人会計基準に則った決算について、

NPO会計と一般会計の違いから丁寧にお話頂きました。

 

会計は日頃からの記帳が大切なのはもちろんですが、

会計担当が専任で配置できない場合は、

記帳の方法などを周知してルール決めをしておくことが大切なのだそうです。

地道な積み重ねが、年度末の決算を楽にするのかもしれませんね。

決算は1年間のまとめです。

決算月はまだ先だから…と思わず、

これを機に今年を振り返りつつ決算の準備を始めてはいかがですか?

 

ぽると多治見では、市民活動と切っても切り離せない会計など、

市民活動のサポートとなる講座を今後も企画していこうと考えています。


◆楽しくおいしくプチ防災♪

 ゲリラ豪雨 あなたのまわりは大丈夫? を開催しました

2019年11月30日(土)10:00~11:30

 

多治見市防災ネットワークの可知さんご夫妻を講師に迎え、プチ防災講座を開催しました。

今年も台風19号の被害で堤防が決壊するなど、全国各地で水害が起きています。

災害を他人事だと思わず、自分事として考えていくことが大切ですね。

そのために必要な情報を得る方法などについて、今回は教えていただきました。

たとえば、

地域を知るには、多治見市や国土交通省のハザードマップ。

気象情報を知るには、気象庁のホームページやニュースなど。

避難情報を知るには、多治見市のホームページ。

 

自分が住んでいる家や働いている職場、子どもたちの保育園などのハザードマップを確認し、災害時にはどういった被害が起きるのかをシミュレーションしておくことはとても大事です。

大雨の際にはあっという間に川の水位が上がることもあり、避難のタイミングが難しいそうです。ひとりひとりが自分はいつ、どこへ、どの道を通って避難をするのか、自分事として考えておきましょう。

 

今回の講座は「多治見るこみち」のプログラムとして開催し、お子さんからシニア世代までまさに老若男女さまざまなみなさんがご参加くださり、多治見の和菓子をいただきながら緩やかな雰囲気の中で防災を考えることができました。

ぽると多治見では今後も多様な形で、防災を切り口としたまちづくりや市民活動を考えていきます。

 


◆ちょこっとまなぶ NPOカフェ

「‟人に伝わる“事業計画を考えよう」を開催しました

2019年11月21日(木)13:00~13:55

 

今月も講師に、ぎふNPOセンターの野尻智周さんをお招きし、事業計画の立て方についてお話をお聴きしました。

 

事業計画を立てる上で大切なことはいろいろあるのですが、その1つが「団体を運営するみんなが疲れてしまわない計画を立てる」ことだそうです。メンバーが「これならできるよ」という無理のない計画は継続が可能で、結果的に目標の達成につながるようです。

計画する事業の中でもいくつかは、評価できる目標値を設定し評価軸を考えると、みなさんに説明しやすく、理解を得られるものになるのだとか。

例えば人数や回数などの数字、この事業をやることでどのような変化があるかなどを示されると、確かにわかりやすくて、゛伝わり“ますね。

今日お聴きしたポイントをヒントにして団体のみなさんでアイデアを出し合い、ビジョンを目指した次年度計画を立てましょう。

 

 

 

次回12月のNPOカフェは「”人に伝わる”予算を考えよう」というテーマで開催します。

わかりやすいお金の流れを示して皆さんの共感を得ましょう。

 


◆「知っているようで知らない

  シニア世代のスキンケア&リップメイク講座」 を開催しました

 2019年10月24日(木) 10:30~12:00

 

毎回好評のシニアメイク講座、今回もNPO法人シニアメイクセラピー協会 岐阜支部代表の富田ゆかさんを講師にお迎えして、シニア世代に大切な「スキンケア」と「リップメイク」について教えていただきました。

 

前半のスキンケアでは、『今日からあなたは桃です!』との講師の言葉に「えっ?」となりながらも、いかにお肌がデリケートであり、摩擦に弱いかということを『桃』に例えて分かりやすく説明して頂きました。

洗顔するときのお湯の温度や泡の弾力などを体験させていただき、実感することでより理解が深まり実践に移せそうです。

 

後半は顔色の印象を左右するリップメイクについて、保湿やリップライナーの選び方、口紅の選ぶポイントなどを説明してくださいました。

その後は参加者の悩みに対して丁寧にお答えいただきながら、お一人ずつリップメイクしてくださり、リップひとつで表情が明るくなるのが、とても印象的でした。

また、講座の中で使用している化粧品に関しても細かく紹介して下さり、「これは〇〇で売っているよ」など特別高いものでなく実際に近場で買えるものでお話していただけるのも、この講座の魅力だと思います。

学んだことを、すぐに実践に移せるのは嬉しいですね。


◆ちょこっとまなぶ NPOカフェ

「休眠預金の活用について知ろう」

~休眠預金にする前に好きな団体に寄付しよう!~ を開催しました

2019年10月17日(木)13:00~13:55

 

今月も講師に、ぎふNPOセンターの野尻智周さんをお招きし、

休眠預金の活用についてお話をお聴きしました。

 

あなたの持っている銀行口座、全て把握していますか?

休眠預金とは10年以上取引がない口座の預金のことをいいます。

よくある例としては、子どもの学校用の口座として開設したけれど、

卒業と同時に使用しなくなり忘れ去られる場合が多く、

そのまま休眠預金になってしまうケースがあるそうです。

このケースは少額の場合が多いかもしれませんが、チリも積もれば…

何と、毎年700億円もの休眠預金が発生するそうですよ。

 

そんな休眠預金のNPO団体への活用が順番に進んでいます。

休眠預金になってから活用までの流れと、現在の状況、

活用するにあたって想定できる注意点などを詳しく教えていただきました。

しかし、何より休眠預金になって回りに回ったお金を活用することになるより、

少しでも休眠預金にしないようにすることが大切なのだそうです。

休眠預金になる前に、自分で好きなことに使うか、

自分の意思で活用してもらえそうなところへ寄付することが、

無駄のないスマートな流れのようですね。

ぜひ一度、ご自身はもちろん、身近な家族の口座など確認をしてみて下さいね。

 

次回11月のNPOカフェは「”人に伝わる”事業計画を考えよう」というテーマで開催します。

あなたの団体の事業をブラッシュアップしてみませんか?

※11月のみ、会場が5階 学習室505へ変更になります。

 ご注意ください。


◆「手に取ってもらえる チラシデザイン講座②」を開催しました

2019年9月24日(火)13:30~15:30

 

昨年度大好評をいただいたチラシ作り講座の第2弾。2回連続講座の2回目を開催しました。 

講師は(株)SMC-POWER 代表取締役 肥田和明氏。

 

はじまりは座学。前回の講座の振り返りからスタートしました。

続いて、前回いただいた宿題「~自分のチラシを作ってみよう~」の発表を行いました。

自分をPRするのは難しかったと思われますが、第1回目のテキストや講師からの情報を活かして、全員がステキなチラシを作成し提出されました。

前に出されるみなさんの個性豊かな作品に、講師から一人ひとりアドバイスをいただきました。

もちろん、ぽると多治見スタッフも参加しましたよ(^▽^;)

最後に、持参された団体のチラシや三つ折りパンフレットなどに対してのアドバイスが行われました。

手に取ってもらいたいターゲットをしぼり、色使いや、目をひくポイントなどを押さえれば、チラシ作りに正解はないそうで、いろいろな表現にトライして欲しいとのことです。

講座後のアンケートにも「また開催して欲しい」という声をたくさんいただきましたので、今年の講座も参加されたみなさんのスキルアップにつながったのではないでしょうか。


◆ちょこっとまなぶ NPOカフェ

「自分たちの団体を評価してみよう」

~社会的インパクト評価ってどんなもの?~ を開催しました

2019年9月19日(木)13:00~13:55

 

今月も講師に、ぎふNPOセンターの野尻智周さんをお招きし、市民活動団体の評価についてお話をお聴きしました。

 

市民活動団体はそれぞれの理念や目標を掲げ日々忙しく活動をしていますが、その中でも一旦立ち止まり、自分たちの活動がきちんと社会的に評価を得ているだろうかと考えることも重要です。

行ってきた事業が対象とする受益者にとってどの程度効果があったのかなどの成果を知り、改善点などを考えます。

社会的に評価してもらうために、自分たちの活動のどの部分を見直さなければいけないのか、自分たちの事業は何を目的としているのかといった所まで立ち返り考えることが必要だそうです。

 

反面、評価や成果ばかりにとらわれると、自分たちの目指す方向や目標を見失いがちになるため注意しなくてはいけないとのこと。団体の運営は時に悩むことが多いですね。

 

深く悩む前にぜひ、毎月第3木曜日に開催する「NPO専門相談」をご活用ください。相談員からアドバイスをいただき問題解決に向けて一緒に考えましょう!

 

 

 

 

次回10月のNPOカフェは「休眠預金の活用について知ろう」というテーマで開催します。

 


◆「手に取ってもらえる チラシデザイン講座①」を開催しました

2019年9月10日(火)13:30~15:30

 

昨年度大好評をいただいたチラシ作り講座の第2弾。2回連続講座の1回目を開催しました。 

講師は(株)SMC-POWER 代表取締役 肥田和明氏。

 

はじめに、デザインの基本となるポイントや、形・色・数の使い方のコツなどの説明を受けました。

次に、レイアウトの参考となる図書やフリー画像の取り込みができるサイトなどの紹介がありました。この情報は実際に団体のイベントチラシなどを作成する場合にすぐ役立てられそうです。

 

そしてここからがこの講座の醍醐味、切って・貼って・描いてのチラシ作り実践です。

今回講師が出されたチラシのテーマは「飲食店のオープン」

お店に来るターゲットの年齢や家族構成、生活パターンや職業などをイメージし、自分独自の感性でPRチラシを作成します。

必ず入れなくてはいけないポイントは、オープンの日にちとお店の名前。

30分の時間制限でどこまでできるのか、みなさん真剣に取り組まれました。

最後は作成したチラシの発表会です。

それぞれの個性がキラリと光るステキな作品たちに拍手がおこります。

連続講座の2回目は2週間後。

宿題も出ました。「自分のチラシをつくろう」

自分自身をPRする自己紹介のような形でチラシを作成し持ち寄ります。

自身の写真を使うのも良し、イラストやイメージとなる画像もOK! で、表現方法も自由。

団体で過去に作成したイベントチラシや作成途中のチラシなども持ち寄って、みなさんで褒め合いながら講師のアドバイスをいただく予定です。

どんなチラシが集まるのか楽しみでワクワクします。

 


市民活動団体サポート講座

◆たじみの語り部のお話 第2話「原爆被爆者」を開催しました

  2019年8月3日(日)14:00~16:00

 

 

語り部のお話 第2話を「岐阜県原爆被爆者の会」代表の梅岡昭生さんをお迎えして開催しました。

ご自身の広島での被爆体験を身振り手振りを加えながら表情豊かに話される姿を拝見していると、今年90歳のお誕生日を迎えられるということを忘れてしまうようなパワーを感じます。

 

今でこそお元気な梅岡さんですが、被爆された時には背中いっぱいに爆風で割れたガラス片が突き刺さり、お母様に処置してもらった後も数日の間動けなかったそうです。

当日は放射能を含んだ真っ黒な雨が降り、その雨で黒く染まったきゅうりやナスなどの野菜を洗って、どこの家庭でも毎日にように食べたとか。

「情報がなく危険なものだとは知らなかったから」と梅岡さんは言われます。

身体の外からも中からも被爆されたことで白血球が健康な人の半分ほどになり、体調不良で長い間苦しまれたそうです。

 

最後に、戦争は絶対に繰り返してはいけない。戦争を起こさないためにどうしていったらいいのかを、一人ひとりが考えて欲しいと話されました。

 

語り部のお話は来年も開催する予定ですので、戦争という時代に多感な年齢を過ごされた方たちのお話を、多くのみなさんに聴いて欲しいと思います。


◆ちょこっとまなぶ NPOカフェ

「ボランティアってなんだろう?」

~東京オリンピックボランティア、どうして人気なの?~ を開催しました

2019年7月18日(木)13:00~13:55

 

今月も講師に、ぎふNPOセンターの野尻智周さんをお招きし、来夏に迫った東京オリンピックのボランティアなどを参考に、参加されたみなさんとボランティアについての意見交換を行いました。

 

東京2020オリンピック・パラリンピックに11万人のボランティアが参加されるように、人々のボランティア活動への関心は高まりを見せています。

また、福祉や環境などさまざまな社会課題へのボランティア参加も期待されています。

 

今回は主に「ボランティアを受け入れる側」が考えなければいけない点についてお聴きしました。

 

ボランティアに参加されるみなさんのきっかけや理由はさまざまなのですが、「活動しよう」という意思を大切にし「やってよかった」と思ってもらえる働きかけをすることが重要だそうです。

イベントなどで、その活動をすることが何に役立っているのかをきちんと伝えた上で作業をしてもらうと、参加者のモチベーションの向上や達成感につながり、結果としてイベント全体が良いものになるという相乗効果も生まれるそうです。

 

学生さんはこれから楽しい夏休み。大人のみなさんもお盆休みが取れる方もありますね。

自分が好きなことや楽しいことから「ボランティア」を考えてみてはいかがですか?

「何かやってみようかな?」と優しい気持ちが芽生えたら、ぽると多治見でもボランティア情報を掲示して紹介していますので、どうぞお気軽にご覧ください。

 

次回8月のNPOカフェは「助成金を考えてみよう」というテーマで開催します。

冷たい麦茶をご用意してお待ちしています。

 

 


市民活動団体サポート講座

◆たじみの語り部のお話 第1話「多治見空襲」を開催しました

  2019年7月14日(日)14:00~16:00

 

市民活動団体サポート講座として、たじみの語り部のお話 第1話「多治見空襲」を多治見空襲の遺族が語る会 代表の吉田紀光さんと、『多治見空襲を知っていますか?語り継ぎたいあの日の記憶』著者の鬼頭佳嗣さんのお二方をお迎えして開催しました。

 

歴史科学と空襲体験者のコラボレーションとして、当時の証言と資料によって浮かび上がる事実と、それを紐解き継承する意味を鬼頭さんから、体験者でしか語れない当時のお話を吉田さんにお話しいただきました。

生きた時代の違う語り部のお二方ですが、多治見空襲を語り継いでいき、風化させたくない思いや平和への思いは同じです。

 

そんなお二方のお話を今年も大勢の方々にお聴きいただくことが出来ました。

また小学生のお子さんの参加も多くあり、若い世代への継承の機会としてもとても貴重な時間となりました。

たくさんのご参加、ありがとうございました。

 

つづく、第2話「原爆被爆者」は8月3日(土)14:00~16:00に開催します。

この機会にぜひお聴きください。

 


◆多治見市学習館 連携事業

 「人生100年時代 地震は必ずやってくる!」を開催しました

 2019年6月21日(金) 10:00~11:30

 

多治見市学習館との連携で桔梗大学公開講座としての防災講座を開催しました。

講師にはぽると多治見の防災講座でも多数ご講演いただいた(特非)可児市NPO協会 理事長 山口由美子さんをお迎えしての、シニア世代向けの講座でした。

 

地震が起きた時に助かるための備えを分かりやすく

「転倒防止・落下防止・飛散防止」と3点にしぼってお話いただきました。

また多治見市の避難所の収容人数や救急車のおおよその台数を知ることで、

地震で助かった後のことを考えた備えをすることがとても大切なのだそうです。

実際に2016年熊本地震での直接死が50人に対し災害関連死は200人を超えていることを紹介し、

せっかく助かった命を守るための備えがいかに大切かを強調してお話されました。

 

巨大地震が起きると言われながらも、何となく自分は大丈夫と思いがちですが、

定期的に家は大丈夫か、家族との合流方法は大丈夫か、避難生活は大丈夫か、

などなど今一度家族で考えてお互いの意識を高めることが大切なのかもしれませんね。

知識も物資も無理なく賢く備えたいものですね。


◆ちょこっとまなぶ NPOカフェ

「クラウドファンディング最新情報②」を開催しました

2019年6月20日(木)13:00~13:55

 

今月も引き続き、ぎふNPOセンターの野尻智周さんをお招きし、みなさんに関心の高いクラウドファンディングの最新情報について、先月より踏み込んだ内容をお聞きしました。

 教えていただいたポイントを何点か紹介しますね。

 

・プログラム紹介のトップページは最後まで変えられないことが多い。

・一番伝えたい内容をじっくり考えて掲載すること。

・実際に始める前に、似たような活動で寄付を募り成功している団体のページをいくつか見る。

・参考にできるところを研究するなど、準備期間を十分にとるようにする。

・返礼品を工夫すること。体験とセットにした返礼品を考えると良い。

・新着情報をこまめにアップし、実際に支援を受けた対象者の声を紹介するとイメージがわきやすい。

・寄付してくださるみなさんの心の、どの部分にヒットするかわからない。

・いろんなシチュエーションを用意しておき、自分の言葉で相手に届くような文章を書くことが大切。

 

他にも様々なテクニックがあるようですが、やはり一番大切なのは、寄付を募るみなさんの熱い思い。

団体のメンバーひとり一人の細やかな働きかけにより、応援して下さる方が増えるようです。

 

 

次回7月のカフェはテーマをガラッと変えて開催します。

「ボランティアってなんだろう?」

~東京オリンピックボランティア、どうして人気なの?

 

さあ、どんなお話が聞けるのでしょう? お楽しみに!

 


◆「シニアメイクde花咲く笑顔」を開催しました

 2019年5月16日(木)  10:30~12:00

 

多治見市学習館との共催で、登録団体でもあるNPO法人 シニアメイクセラピー協会 岐阜支部の富田ゆかさんを講師にお迎えし、「眉毛の描き方」について学びました。

 

いくつになっても綺麗でありたいと願いながらも、年齢に伴うメイクの悩みは尽きません。

前回は基本のスキンケアについて学びましたが、今回はお顔の印象で最も重要な「眉毛」にスポットを当てて楽しくお話いただきました。

長年メイクは自己流…という方、多いのではないでしょうか。

しかし基本的なポイントを掴み、絵心を持って描くことで差がつくのが「眉毛」のようですよ。

描き方はもちろん、カラーや道具の選び方、使い方も詳しくご紹介くださいました。

実際に参加者の方へ描き方をレクチャーしながら、役立つ豆知識なども盛り込み、笑顔溢れる充実した時間となりました。

参加された方同士で「すごく素敵になったよ!」「すごくいい♪」と声を掛け合いながら、みなさんの笑顔が自然に増えていく空気がとても印象的でした。

 

毎日の生活にメイクで笑顔を増やしていただけたら、うれしいですね☺

沢山のご参加、ありがとうございました♪

 


◆ちょこっとまなぶ NPOカフェ

「クラウドファンディング最新情報①」を開催しました

2019年5月16日(木)13:00~13:55

 

今月は、ぎふNPOセンターの野尻智周さんをお招きし、みなさんに関心の高いクラウドファンディング最新情報についてお聞きしました。

 

クラウドファンディングが気になるみなさんも、チャレンジが決定している方や、企画しているイベントに活用したい方、または知識として知っておきたい方など参加動機はさまざまです。

 

野尻さんから、クラウドファンディングを成功させるカギとなるのはテクニック(段取り)であることや、サイトの担当者についても、スタートダッシュに力を入れてサポートしてくれる人、ポイントごとに押さえてアドバイスをしてくれる人がベストであることなどをお聞きしました。

失敗事例のお話しなど今後の活用に役立つ情報が多く、また、みなさんの具定例をお聞きしたり質問にお答えしながらの55分はアッという間に過ぎました。

盛り上がったお話しも時間切れとなり続きは来月に持ち越されましたので、お時間のある方はぜひ6月のNPOカフェにもお越しください。

 

 

次回6月のテーマは「クラウドファンディング最新情報②」

今月よりさらに詳しく踏み込んだお話しをお聞きましょう。


◆ちょこっとまなぶ NPOカフェ拡大版

「NPO会計基準 基本の『き』」を開催しました

2019年4月18日(木)10:00~11:30

 

今月のNPOカフェは拡大版!

ぎふNPOセンターの原美智子さんをお招きし、NPO会計基準についてじっくりお話しをお聞きしました。

 

NPO会計を担当する上での基本の「き」は、結果だけではなく、そこに至るまでのプロセスを大切にするという、企業会計の基準では理解しにくい「NPO会計」ならではの考え方を理解することだそうです。

その上で担当者は、未来の想像ができる数字の見せ方を工夫することや、活動に対しての提案をしていくことなどが求められます。

 

数字には説得力や根拠があるため、きちんとした会計報告書を作成することが、自分たちの団体の活動を理解してもらい支援者を増やすことにつながります。

やらなければいけないから仕方なく書類を作るのではなく、「どういう見せ方をすれば活動に対する理解が深まり、寄付や助成金などが集まるだろうか?」と楽しむような気持で日々の会計に向かい合えたらいいですね。

 

次回5月のテーマ「クラウドファンディング最新情報①」

そもそもクラウドファンディングって何?という基本情報からお話しを聞きましょう。