ぽると多治見 活動紹介(2024年度)


◆「プチ交流会」を開催いたしました

 

2024年9月28日(土) 13:30~15:30

 

   「団体間の意見交流の場がほしい」というアンケートなどの声に応え、9月28日に「プチ交流会」を開催しました。タイトルに“プチ”という言葉を入れたのは、少人数ながらも参加者がたくさんの話や質問をしたりできるようにしたい、という想いからでしたが、その想いがそのままカタチとなった賑わいのある会となりました。ながせ通り商店街で様々な方たちにとっての憩いの場、交流の場を提供したいとの思いからスタートさせた「ぺんぎんむら」の代表を務める向井一仁さんからのぺんぎんむらの活動紹介を皮切りに、参加者からは広報への悩み事や自身活動への協力願いなどの話がありました。最初は緊張すると言っていた参加者も打ち解けて、終始、明るい雰囲気のなかで交流が続きました。話をするなかで悩み事が解決した案件もあり、参加した皆さんから「今日、参加してよかった」との声が聞かれました。今回の交流会を第一歩に交流した皆さんがこれからつながってほしい、と思いました。


◆「多治見空襲と戦争にまつわる話」を開催いたしました

 

2024年8月17日(土) 13:30~15:30

 

 若い二人の語り部が「戦争にまつわる話」を独自の視点・調査で発表。加藤貴瑚さん(中3)は第2次世界大戦の日本の主力戦闘機「零戦」について、加藤眞裕さん(小6)は戦時下の動物たちの悲劇についてスライドを交えての説明がありました。発表を聞いた参加者からは「自分で行動し確かめる姿勢と豊かな感性に裏付けされた若き語り部の成長に感動した」という感想が多数聞かれました。代表の鬼頭佳嗣さんは、多治見空襲の史実を分かりやすく解説しつつ、質問を投げかけながら、自分たちの町の戦争の歴史を知ることの大切さについて語りました。語り部を育てるという取り組みは県内でも例を聞いたことがなく貴重であると考えています。今年度は発表者と同年代の子どもに聞いてもらおうと夏休み期間中に開催したところ、小中学生7名の参加がありました。若い世代に史実を伝え、継承していく活動の支援をこれからも行っていきたいと考えています。


◆「まるで防災体験会」を開催いたしました

 

2024年7月27日(土) 13:30~16:00

 

 遊びながら防災意識向上を図ることを目的にぽると多治見と市民活動団体が協力して開発したボードゲーム「まるで防災」を使い、ゲームの更なる認知度向上と実際にゲームに触れる機会を提供する体験会を実施しました。

 

 体験会には、市内外から家族連れをはじめ、防災に関心のある方が集まりました。参加者は、カードに描かれた防災グッズの種類についての説明を受けつつ、ゲームを楽しみました。遊びながら防災グッズの知識が得られることもあり、アンケートには「良かった」との声が多く寄せられました。また、防災に関心のある方からは、「ルールがシンプルで小さい子どもでも遊びやすく、防災グッズを集める作業をするうちに防災グッズの知識が自然と身につくようになっていてとても良い」との声をいただきました。新聞に掲載された際には、公共機関を中心に多くの購入希望者が殺到したことから、これから市内外を問わず、多くの人に体験してもらえる機会を更に作る普及活動を行っていきたいと考えています。



◆「プロから学ぶ 伝わる文章とは」講座を開催いたしました

 

2024年6月29日(土) 13:30~15:30

 

講師は、岐阜新聞記者、報道カメラマン、広告クリエイター、岐阜放送アナウンサーなどを経て現在はライター、フリーアナウンサーのほか、整理のプロとして活動中の野口晃一郎氏です。

講座は、野口氏の明るく謙虚な姿勢と聞き取りやすい話し方で分かりやすかったです。文章の基本、構成のポイント、情報の整理などの説明がありました。大切なことは、“思考の整理をして伝えたいことをはっきりさせる”“キーワードは見出し"にある、読み手本位の文章であることなど、盛り沢山の内容でした。また、文章を作る練習方法として、普段目に映ったものを声にして文章にしてみる。ことがとても役立つとのことでした。

参加者のアンケートも大変好評で、さらに深堀りした内容などで、第二弾の講座を期待する声も聞かれました。


◆「NPOカフェ 多治見市まちづくり活動補助金

      エントリーサポート講座」を開催しました

2024年5月19日(日)13:30~15:30

 

昨年度好評につき、今年度は2回開催することとなった講座の1回目が行われました。講師は、今回もまちづくり活動補助金の審査員を務める、ぽると多治見の岩下所長です。

申請書の書き方をはじめ、プレゼンでのポイントを押さえた的確なアドバイスが伝えられることで、参加者からは疑問点が明確になり大変有意義な講座だったと感想をいただきました。エントリーへとつながり、補助金を有効活用していただくこと、多治見のまちづくりのために尽力してくださる市民活動団体が増えていくことへの期待が膨らみました。