ぽると多治見 活動紹介(2021年度)


かたり部の戦争の話 その1

多治見空襲を知っていますか? を開催しました

2021711日(日)13301530

 

『多治見空襲を知っていますか? ~語り継ぎたい「あの日」の記録~』著者の鬼頭佳嗣さんを講師に招き、多治見空襲の史実を知り平和について考える講座を開催しました。

 

多治見空襲について永く語り継いでこられた吉田紀光さんが昨年の秋に他界されました。吉田さんと共に活動されていた鬼頭さんはその遺志を継ぎ、現在も市内の学校などを中心に講演を続けていらっしゃいます。この度「多治見空襲を語り継ぐ会」として団体も立ち上げられました。

 

昨年度は、吉田さんと鬼頭さんのおふたりに講師を務めていただいた「かたり部のお話」ですが、今回からは鬼頭さんおひとりとなります。

お話は、吉田さんの続けてこられた活動や生前の姿や声を偲ぶ内容からスタートしました。

吉田さんが繰り返し話された内容は主に3つ。
 1 莫大な犠牲の上で、今の豊かで平和な暮らしがある
 2 食べ物を大切にしましょう
 3 他人や公共への思いやりを持ちましょう

戦時中、戦後を体験されたからこそ語られる言葉でした。

今回は吉田さんのご家族にもお越しいただき、返還された日章旗にまつわるお話などもお聴きしました。 


 

 次に、鬼頭さんが著書の執筆にあたり収集された史実に基づく多治見空襲の概要について説明が行われました。

 なぜ多治見市がターゲットとなったのか?

 駅や汽車、多治見橋などが銃撃された理由
 銃撃機の飛行ルートなど

また、多治見空襲の体験者から聞き取りをされたお話も紹介されましたが、その頃インタビューされたみなさんも年々他界され少なくなっています。

 

鬼頭さんは今後、戦争体験のお話を継承していく上で5つの課題を考えながら活動されるそうです。
 1 世代格差の壁 
 2 体験者の他界(戦後生まれがさらに若い世代へ伝えていくことになる)
 3 若い世代へ押し付けないよう、コミュニケーションをとりながら伝えるにはどうしたら良いか
 4 戦争がメディア等に出なくなったら忘れ去られてしまう
 5 本、映像、戦争遺跡(跡地や石碑など)が語りかけても、知ろうとする意志や聴く耳がなけれ

   ば、追体験できない

 

戦争は遠い町で起きていたことではなく自分が暮らす町で起きたことでもあります。

歴史を風化させることなく語り継ぎ、平和について考えていく大切さを改めて感じました。

 


 

鬼頭さんの著書『多治見を知っていますか ~語り継ぎたい「あの日」の記憶~』は図書館でも読むことができます。「多治見市点訳友の会」のみなさんにより点訳もされています。

また今回の講座は、「多治見空襲を語り継ぐ活動を記録に残したい」との依頼を受け、おりべネットワークのカメラによる講師の撮影も行われました。

 



◆NPOカフェ

あなたにもできることがあります!

「すきま時間にちょこっとだけできるNPO」

を開催しました

2021年6月12日(日)13:30~15:30 

 

今年度初めてのNPOカフェ「すきま時間にちょこっとだけできるNPO」と題し、ぎふNPOセンター事務局長 野尻智周さんをお迎えして開催しました。

講座では、ボランティアへの取り組み方や心構えなどについて、野尻さんの経験や具体例を交えたお話が展開されました。

野尻さんのお話では、ボランティアに関心がある割合は統計的に思っている以上に多いとのこと。働いていて、すきま時間にボランティアを、と考えている方は、短い時間でやれるもの、こんなことをやりたいなど自身が考えている要望を明確にすることで、「わずかな時間でも活動できる場所」を探しやすくなるそうです。

また、実際、活動されている参加者から「イベントにスタッフが足りない」と質問がありました。講師からは、受け入れ側の団体には具体的な活動内容を示し、時間は必要な時間帯に区切るなど方法を工夫して募集することで、参加してもらいやすい状況になるとのアドバイスがありました。

さらに、これから活動に取り組んでみたいという方には、自分の感じる感覚を大切にして、参加している自分が楽しいことが重要です、とのお話もありました。

やっぱり、何事も楽しくないと続かないですよね。

 

まずは、肩の力を抜いてやってみたいと思ったことを一度体験してみてはいかがでしょう?

関心をもった方、ぽると多治見にご相談ください。専門的なご質問には、毎月専門相談を設けておりますのでご活用ください。


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